解体豆知識「case1」

解体豆知識
「case1」

売却のための解体工事は得?損?

土地を売却したいと考えているものの、古い家が建っているため建物の処理に困っているという人は多くいます。

建物を解体せずに家付きのまま売却した方が良いのか、それとも自分で解体工事を済ませて更地にした状態で売った方が良いのかと悩んでしまいますよね。
そこで、どちらがお得になるのかを考えてみましょう。

更地か家付きのままか

更地で売った方が良いのか、家付きのままで売った方が良いのかに関してはいろいろな要素がありますが、税金という面では解体工事をしてからの方がお得になります。
というのも、土地の売却に関しては、いくつかの項目で経費計上が認められていて、その中に解体費用も含まれているからです。
土地の売買に関して計上できる経費としては、仲介手数料や印紙税などの手続き上必要な経費があります。
その他には、不動産についている抵当権を抹消するための費用も経費として認められています。
そして、土地の境界をはっきりさせておくための測量費も必要となりますのでやはり経費として計上することができます。
こうした費用に加えて、解体工事にかかった費用もきちんと経費として認められています。
解体費用は、他の仲介手数料や測量費などと比べても高額になることが多く、経費として計上できる一番大きな項目となることも珍しくありません。
そのため、節税対策として考えた時に建物付きの状態で売るよりは、多額の経費を計上できる解体後の更地の方がお得になるのです。

更地か家付きのままか
更地の方が売りやすい

不動産の売買をするときには、いかに売りやすい物件かということも重要です。
古い家が付いていて、買主が解体をしなければならない土地と、更地になっている土地とでは単純に考えて更地の方が売りやすいに決まっています。
買主は解体についての余計な手間を払う必要がありませんし、いろいろな用途のためにすぐに利用できるので決断するのも早くなります。
また、解体工事をした後に行わなければならない滅失登記などの手間も省けますので、売りやすさという面では圧倒的に更地に軍配が上がります
中古住宅付きの状態では、なかなか買い手が現れず時間だけが過ぎてしまうということもありますので、すぐにお金に換えたいという人は更地にしてしまった方が良いでしょう。

更地の方が売りやすい

不動産の買い手は少しでも安く購入したいと思っていますので、不動産会社に提示されている価格でそのまま買うのではなく、価格交渉をしてくることが多くなっています。
その際に中古住宅が建っている状態だと、買主が解体工事の費用を負担したり面倒な登記作業を行ったりすることになりますので、そこを突いて少しでも安くしようと交渉をしてきます。
解体費用がこのくらいかかるから土地の値段をいくらまで下げてくれ、というようにです。
しかし、すでに解体を済ませてしまっていて更地の状態で売却しようしているのであれば、買い手にとっては有利な交渉材料があまりありませんので、それほど値切ることができません。
当然、ある程度の価格交渉があったとしても売り手に有利に持っていくことができます。
結果として、高値の状態で土地を売却することができますのでより利益を得られるでしょう。

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