解体豆知識「case4」

解体豆知識
「case4」

解体工事の不用品処分はどうするの??

家の解体工事を行う前には、建物の中のものを処分しなくてはなりません。
しかし、ずっと住み続けてきた歴史がありますので、たくさんのものがあって整理、処分するのもかなりの大仕事となってしまいます。

どれをどこに捨てたら良いのか、リサイクルできるものはどれなのか、業者に頼むとどのくらい費用がかかるのかなど、分からないことだらけですね。
不用品処分をどのようにするのが効率的なのかを調べてみましょう。

解体工事の不用品処分はどうするの??
自分たちで処分した方が良いもの

自分たちで処分した方が費用が安くあがるものとしては、家庭ゴミがあります。
本類や食器類、布団類、ガラス製品などです。

少し時間はかかりますが、前々から少しずつでも構わないので、分別して通常のごみ収集や粗大ごみの日に出すようにしましょう。
布団などの粗大ごみは自治体によって料金がかかることもありますが、業者に依頼するよりも割安でゴミを処分してもらえますので、できるだけ自分たちで処分すると良いでしょう。

また、捨てるのではなく保管すべきものを同時に分けておきましょう。
貴金属類やアルバムなどの思い出の品を別にしておき、保管場所に移しておきます。

業者にすべての不用品処分を依頼すると、たまに大事なものまで一緒に処分してしまうことがありますので、自分たちで家庭ごみを処分する際に、残しておきたいものを家族みんなで分けておくと良いでしょう。

業者に依頼した方が良いもの

業者に依頼した方が良いものとしては、大型の家具や家電製品などがあります。
こうしたものは自分たちで運ぶのは大変ですし、廃棄物として処分料金がかかるものもあります。

不用品処分のプロに依頼すれば、すべてスムーズに行うことができて、一日でたいていの作業を終わらせることができます。
また、貴金属や使える家電製品などは、リサイクル品として引き取ってもらえることもありますので、処分費用を浮かせることにもつながります。

たいていの場合は、見積もりに来るときに、こうした引き取り可能な品の値段を見定めて、処分費用から相殺してくれることになります。

また、解体業者の中には解体工事と事前の不用品処分を一緒に行うところもあります。
依頼しようと思っている会社に不用品処分も行っていないか確認してみると良いでしょう。

厳密に言うと、家庭ごみは一般廃棄物で産業廃棄物の運搬の許可を持たない解体業者は運ぶことが出来ません。
ですので家庭ごみ等の運搬を専門に行っている一般廃棄物の業者に依頼するのが良いです。

リサイクルしなければならない家電もある

環境保護のため、いくつかの種類の家電は、そのまま処分することはできず、家電リサイクル法に基づいて処分しなければなりません。
エアコンやパソコン、テレビなどがそれに含まれていて、リサイクル料金を支払った上で所定の場所に運ぶか、業者に依頼して運んでもらうことになります。

それぞれの家電、大きさによってリサイクル料金は異なりますので、事前に調べておきましょう。
自治体によっては自治体が引き取りに来てくれたり、料金の徴収を行ってくれたりすることもあります。

中には、無料で引き取るという業者もありますが、家電リサイクル法に違反する形でこうした家電を引き取っていることもありますので、注意が必要です。
いくらコストを安く抑えられるからといって、法に触れるようなことには加担しない方がベターです。

また、不用品処分を行う会社の中には、不誠実な業者も存在しますので、十分注意しましょう。
見積もりを取ったときにはかなりの低価格ですべての作業を行うと言っていたのに、いざ作業が終わると追加作業が発生したなどと言って、かなり高い金額を請求してくることもあります。

また、料金に関するトラブルは起こらないものの、不用品の不法投棄を行う業者もいます。
施主様が罪に問われることはないにしても、法に触れる行為の一端にあずかってしまうというのは気分的に良くないでしょう。

解体業者と同じく、こうした業者は法に従って廃棄物を処理しているという書類を持っていますので、契約を交わす前に提示を求めてみるのも良いでしょう。
誠実な業者であれば、すぐにその書類を見せてくれます。
逆に、書類がなかったり、それを見せるのを渋っているような業者は警戒するべきです。

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